残暑厳しい某日、
ガックンが
原作・脚本・演出・主演の
4役やらかしてる
舞台を見てきました。
「MOON SAGA -義経秘伝-」というヤツです。
大分前にチケット取ってたので
危うく忘れかけてましたが。
ってゆーか私
ライヴのガックンを
未だに見たことないです。
そんな
舞台のガックンは
2年ぶりです。
相変わらず
充実のグッズぶり。
おせんべいは
ガックンも
バリバリ食べてました
って書いてますが。
ホントに
食べてたんか……?
まあそれは
置いておいて。
肝心の舞台の感想を
ちみっと。
物語は
源義経vs木曾義仲を
不思議な力を持った
「者の不
(もののふ)」として
描いている
ファンタジー要素の詰まった
戦いと友情の物語です。
ストーリーは
大体史実に添っていると
思うのですが。
なんせ
巴御前が義経の嫁だと
思っていた私には
歴史的な背景が
さっぱり判らないまま
見てましたので。
それでも話は
骨太で判りやすく
個々が持っている
超人な力の設定も
ファンタジー要素として
すんなり組み込まれていて
違和感ないです。
ガックンは勿論
主演の義経。
何でロンゲじゃないんだ
って感じの
ウェーブかかった
フツーの髪型でした。
衣装がかっこよかったなー。
やたら歯のホワイトニングが
目立ちまくりの
健康的な義経でしたが
平和を愛するヘタレな性格設定と
年齢設定が結構若いみたいで
なかなか面白い義経でした。
今回はあんまり
殺陣はなく、
がっつり芝居してましたが
演技力的なものは
全然心配してなかったので
フツーに「義経」として
見てました。
後半のワイヤーアクションは
すさまじかったですが
もうちょっと派手に暴れても
良かったんじゃないかなと
思います。
(前回の眠狂四郎の殺陣が
良かっただけに余計残念……)そして
登場まで100%
共演してるのを忘れてた
無敵の20歳、
早乙女太一君。
出てきた瞬間
佇まいで判ってしまう位の
美しさ。
今回は
銀髪と着流し風の着物な
妖役だったんですが
もったいないくらい
動きが少ない役でした。
なんて贅沢な
早乙女太一の使い方を
するんだガックン。
と思いました。
番傘の使い方が
とにかく殺人的に
美しかったです。
あんまり動きがない分
ちょっとした移動とか
裾裁きとかが
美しゅうて美しゅうて。
後半いきなり
静から動に切り替わる
戦闘シーンが
あるんですけど
そこがこの舞台の
一番の見所だよってくらい
カッコよかった。
カゲムさんのやってた
パフォーマンスに
似てるんですけど、
スクリーンの前で
影に合わせた戦闘で
とにかく動きが
すさまじくバチーンと
ハマッてて
ミリ単位の狂いもないってくらい
正確で凄まじく綺麗。
凄い練習したのかなーと
思ったんですけど。
↑自身の舞台でも
やってたんですね。
こんな感じのヤツで
妖と闘ってました。
いやー、カッコよかった。
義仲役の方が
今回やたら華があって
目を引く役でした。
今回のメインみたいな役なので
あんだけガックンと
張り合えるのは
上等だと思います。
巴御前の方は
元ヅカの方でした。
私がヅカ見なくなってからの
トップの方なので
初見でした。
弁慶の方は
前のガックンの舞台で見ましたが
芸達者な方で
周囲に合わせての芝居が
上手いなーと思いました。
舞台は
背景にCGをふんだんに使った
ガックンらしい小粋な
細かい演出も沢山あり、
ラストは通常の舞台挨拶ではなく
眠の時みたいに
エンディングロールの写る中
キャストが1シーン演じるという
映画の終わりみたいな感じに
してました。
ラスト間近で
号泣してるヒトが
いっぱいいました。
見終わって
スクリーンに出たんですが。
「義仲編」……?
シリーズにするんか……?
忙しいヒトだから
続編があっても
ずっと先の話でしょうが。
舞台のガックンは
すっかりフツーに
「舞台人」だったので
出来ればこれからも
続けて欲しいなと思います。
テーマ : 演劇 - ジャンル : 学問・文化・芸術